台北 國立故宮博物院展

台北 國立故宮博物院展

 東京上野公園にある東京国立博物館で開催されている、「台北 國立故宮博物院展」に行ってきた。
今回の目玉は、何と言っても「白菜」。正しく言うと「翠玉白菜」(リンク先はwiki)。
素晴らしい工芸品で、門外不出の国宝。

 「台北 國立故宮博物院展」は、6月24日から9月15日までだが、「翠玉白菜」は7月7日までの限定展示。
実は以前に台湾旅行した時、「台北 國立故宮博物院」へ行った事がある。しかし、行ったのがかなり前なので、「翠玉白菜」を見たか記憶がハッキリしない。でも懐かしくなり、あえて初日に行って来た。
ただ、入館料は1600円とかなり高い。

展示は2ヶ所で行っている。メインは平成館の2階、
翠玉白菜」は単独展示で本館で行っている
国立博物館6

白菜は7月7日まで
国立博物館5

入口正面にある本館
国立博物館3

白菜以外の展示は平成館の2階で行われている
こちらは待ち時間は無し
国立博物館1

左手にある表慶館
国立博物館4

YouTubeの動画

「翠玉白菜」を見るための待ち時間
 東京国立博物館へ着いたのが11時30分、入口の看板に100と書いてある。
よく読むと待ち時間が100分との事、丁度雨が酷くなってきた。
仕方なく列に並ぶ。列は屋外ながら、2/3はテントが張られていた。
残り1/3の場所は土砂降りの中、傘をさして待っている。むごすぎ…
土砂降りの雨はやがて止み、自分はむごい仕打ちには合わずに済んだ。

 80分ほど待ち本館内へ。これは予定より早く見られるかもと思った矢先、本館4室で再び待ち。
30分ほど待ちいよいよ本館5室へ、さて見学と思ったが5室内で行列。
結局「翠玉白菜」が見られたのは14時頃、実に2時間半(150分)の待ち。案内の5割増の待ち時間だった。
あまけに、「翠玉白菜」前では立ち止まれないので、見られたのは数分間 orz。

帰りがけに見た行列、ここがテント無しの部分
不思議なことに、11時30分頃に比べ列の長さは約半分、しかし待ち時間は120分となっていた。
国立博物館2

最後に言わせて下さい、東京国立博物館の大馬鹿野郎!!

 別に2時間半の待ち時間に文句を言っているのはなく(言いたいのは山々だけど)、第一級の国宝を展示してくれた台湾に無礼を働いた事に文句が言いたい。
この展示会の公式Webサイトやポスターの一部に「台北 故宮博物院」と書いたらしく、台湾側が激怒し展示会の中止を含め抗議したとの事。正しくは「台北 國立故宮博物院」、そうです國立を消したのですよ!
犯人が誰かは知りませんが、滅茶苦茶ですね国立博物館の職員は、こんな事を平気で行って高給取り、本当に腹が立ちます。
国立博物館の職員は、徹底的に反省して下さい。あなた達は、台湾の最大級の好意に泥を塗ったのですよ!

【2014.6.27 08:30 追記】
ネット上の情報では、犯人はNHKと毎日新聞社と言う事らしいが、確認のしようがない。
また、次の開催場所である九州国立博物館を紹介した西日本新聞社の記事では、6/27現在でも「台北 故宮博物院」と國立の文字が削除されている。東京国立博物館・九州国立博物館がなぜ放置しているのかが理解できない。

【2014.6.25 16:30 追記】
東京国立博物館の公式サイトによれば、前売りのチケットには「台北 故宮博物院」と書いてあったらしい。

--- 公式Webより引用---
東京国立博物館では、「國立」表記のないチケットについて、ご入場の際に、表記のあるものと交換の上ご使用いただけます。なお一部報道において、「國立」表記のないチケットが無効とされていますが、そのような事実はありません。
--- 引用終わり ---

国立博物館の地図

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Updated: 2019年10月27日 — 15:37

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