実際の気温

 東京では毎日暑い日が続いていますが、天気予報で発表される気温と、体感する温度は随分違うと思いませんか?
気象庁などで発表される温度は気温です。そう、大気の温度であって地面や建物から発する輻射熱は加味されていません。

 昨日、8月19日の気温ランキング

1  群馬県・館林  36.4
2  兵庫県・豊岡  36.2
3  埼玉県・鳩山  36.2
4  京都府・宮津  36.0
5  福井県・美浜  36.0

 東京、8月20日の予想最高気温は35度

◯気温の測り方
 ・太陽が直接当たらない
 ・照り返しがない
 ・風通しが良い
 ・地上1.5mの高さ
だいたい、こんな条件だったと思います。

ところで、この条件に合う場所、皆さんの近くにありますか?
すぐに思いつくのは、芝生がある公園の日陰ですね。
普段はこんな場所にずっといることは出来ません。

◯外を歩いている時は
 ・直射日光が当たり
 ・地面からの照り返しがあり
 ・風通しは、運次第
 ・頭の高さは人に拠りますが、50cm-170cm
 ・自動車・室外機などの発熱源が近くにある

 ネット上で調べた限りでは、実際の体感温度は、気温+10度~15度位になることもあるらしいです。
例えば、気温が35度なら実際には、45度~50度にはなっている事になります。
先日、直射日光があたるベランダに温度計を置いたところ、最大表示40度の温度計が軽く振りきれていました。
アスファルト・コンクリートの表面では、さらに温度は上がり60度を超える事もあるそうです。

 この体感温度、大人はもちろんの事ですが、一番気をつけるのは子供です。大人が体感する温度より地面に近い分輻射熱が多くなる事により、さらに2~3度体感温度が高くなります。
また、散歩させている犬は、アスファルト・コンクリート表面温度をモロに受けている事になります。
もうやけどを心配する温度なので、日中の散歩は避けた方が良いかも知れません。

 大人であっても極力外出は控え、水分を充分取り、帽子若しくは日傘の使用をお勧めします。
ちなみに、最近は男性用日傘も結構売れているそうで、Amazonでも売っています
 

Updated: 2019年10月27日 — 15:37

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です