東京都中央区にある「恩賜浜離宮庭園」、潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園。
潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式です。
旧芝離宮恩賜庭園、清澄庭園、旧安田庭園なども昔は潮入の池でした。しかし現在、実際に海水が出入りしているのは、ここだけです。
ここは寛永年間(1624~1644年)までは、将軍家の鷹狩場で、一面の芦原でした。ここに初めて屋敷を建てたのは、四代将軍家綱の弟で甲府宰相 の松平綱重。承応3年(1654年)、綱重は将軍から海を埋め立てて甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建てる許しを得ました。その後、綱重の子供の綱豊(家宣) が六代将軍になったのを契機に、この屋敷は将軍家の別邸となり、名称も浜御殿と改められました。
(東京都公園協会Webサイトから引用)
【恩賜浜離宮庭園への交通案内】
最寄り駅は都営地下鉄大江戸線汐留駅、ゆりかもめ線汐留駅。
JR新橋駅も徒歩圏。
また、水上バスでも行くことができ、この場合園内に直接入る形となる。
○大手門口
・大江戸線汐留駅、築地市場駅から徒歩7分。
・JR新橋駅から徒歩12分。
○中の御門口
・大江戸線汐留駅から徒歩5分。
・ゆりかもめ線汐留駅から徒歩5分。
詳しくは、東京都公園協会Webサイトで確認して下さい。