回向院は両国にあるお寺で、今からおよそ360年前の明暦3年(1657年)に開かれた浄土宗の寺院。
先に紹介した本妙寺と関連があり、このお寺は「明暦大火」の死者を幕府の命により手厚く葬るために創建された。
また、江戸時代末期には、勧進相撲の場所が回向院に定められ、「回向院相撲」と呼ばれる相撲が行われていた。
本妙寺:明暦大火の火元、若しくは火元の汚名を被ったお寺
回向院:明暦大火の無縁仏を丁重に弔ったお寺
力塚、昭和十一年に相撲協会が歴代相撲年寄の慰霊の為に建立したもの。
交通案内
回向院の最寄り駅は、JR総武線両国駅と都営地下鉄大江戸線両国駅。
JR両国駅の方がかなり近い。
JR両国駅を挟んだ反対側に、両国国技館がある。
国技館で本場所が開かれていない時は、「相撲博物館」と売店へ入ることが出来る。
「相撲博物館」と言っても、決まり手のパネルと歴代横綱の写真が有るだけですが。
また,国技館の隣には「江戸東京博物館」がある。
回向院と両国界隈の地図
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