3月中旬発売予定の、キヤノン PowerShot G1 X MarkⅡ。
大まかな仕様は、1.5型大型CMOS、1280万画素、24mm-120mm、F2.0-F3.9、チルト式3型TFT液晶。動画は、フルHD30fps。
このカメラ、MarkⅡと言っている通り、現在PowerShot G1 Xが発売されている。何度か販売店でさわった事があるが、大きさの割に手にずっしりくる重量感がある。
掲示板などでは、画質は上々で特に高感度撮影時のノイズ少なさが評判となっている反面、AFの遅さ、近寄れない、使い勝手の良くない光学ファインダーなどマイナス要因も多い。
MarkⅡになり、光学ファインダーを廃止しオプションでEVFが取り付け可能、通常撮影・マクロ撮影とも5cmまで近づく事が可能、質量は30g程さらに重くなっている。
仕様上は質量を除き、かなり魅力的に仕上がっているのだが、発売前の価格で81000円前後とかなり高価。
価格だけ見れば、レンズ交換式のカメラが充分買える。予算が充分ある人以外、メインカメラの扱いにするしか無い。
また、EVFを付ければ11万円を超える価格となる。レンズ交換式カメラ複数持ちの私にとっては、手が届かない商品になってしまった。
ちなみに、今使っているレンズ交換式のカメラは、型落ち品でボディのみ40000円、EVF装備でチルト液晶、動画はフルHD60fps。
現在のデジカメは以前と違い、レンズ交換式が高く交換できないカメラ(コンデジ)が安いという事はなくなっている。
10万円を超えるコンデジも珍しくなく、20万円近くするフルサイズカメラも発売されている。
ある意味、自分のスタイルに合ったカメラが選びやすくなったとも言える。
私も最近、撮影中レンズ交換するのが煩わしく感じるようになり、小さめのカメラにレンズ付けっぱなしにした物を複数台持って行くこともある。もしくは、メインのカメラとレンズを決め、それで撮影できない場合は、サブのコンデジを使うケースも増えている。
PowerShot PowerShot G1 X MarkⅡ |