富岡製糸場の3回目、今回は工場で働いていた女性の待遇について。
なお、Webサイトの方に「富岡製糸場」のページを作成してあります。
○【写真】富岡製糸場1
○【写真】富岡製糸場2
○【写真】富岡製糸場3
○【写真】富岡製糸場4
○富岡製糸場(旅と写真の物語Webサイト)
まずは労働条件、当時の平均的な賃金・労働時間を知らないので、この待遇が良いのかは分からないが、宿舎付き、食事付き、医療費無料は、かなり良い待遇だと思われる。
初期に建てられた寄宿舎。
窓や入口はアルミサッシに取り替えられていることから、近年まで使われていたようだ。
左の建物が後年建てられた寄宿舎。
右側のブリュナ館も、後年には寄宿舎として使われていた。
長い歴史ですね、今でも体操をしている工場・オフィスは多いです。
【参考資料】
明治25年の機織職(女性):月1.7円
明治25年の住み込み下女:月0.82円(食事月)
明治24年の巡査:月8円
※上記、工女の賃金は官営時代(明治初期)なので、参考資料とは約20年の差異がある。
※交通案内は、こちらを参照して下さい。
※泊りがけで行く場合は、高崎駅周辺にホテルが多くあります。