鎌倉五山と京都五山

鎌倉五山 (リンク先はGoogle検索)

 鎌倉五山とは、禅寺の寺格の事、意味と詳しい解説は検索先を参考にして下さい。
所でこの五山、現代において意味があるのか、ちょっと調べてみた。
wikiによると「鎌倉時代末期頃より幕府が制定した京都と鎌倉の寺院で構成される五山制度が変化して、室町時代に京都の南禅寺を別格上位とする京都五山と鎌倉五山の寺格が固定された」とある。
しかし、京都五山の万寿寺は現在存在しておらず、鎌倉五山の浄妙寺は「かつては塔頭23を数える大寺院だった」らしい。
つまり、室町時代に決められたもので、今では存在しないお寺やこじんまりしたお寺もある、と言うことである。
まあ、そんな事も考えながらお寺巡りするのも、また楽しい事ではある。
いずれにせよ、建長寺にしても、円覚寺にしても、広大な境内を持つ大本山であることは間違いない。

※塔頭(たっちゅう)、禅寺で高僧が無くなった後建てられる小院の事。広義では、境内にある別院。

第一位
建長寺(けんちょうじ)、臨済宗建長寺派大本山

第二位
円覚寺(えんがくじ)、臨済宗円覚寺派大本山

第三位
寿福寺(じゅふくじ)、臨済宗建長寺派

第四位
浄智寺(じょうちじ)、臨済宗円覚寺派

第五位
浄妙寺(じょうみょうじ)、臨済宗建長寺派

京都五山 (リンク先はGoogle検索)

別格
南禅寺(なんぜんじ)、臨済宗南禅寺派大本山

第一位
天竜寺(てんりゅうじ)、臨済宗天龍寺派大本山

第二位
相国寺(しょうこくじ)、臨済宗相国寺派大本山

第三位
建仁寺(けんにんじ)、臨済宗建仁寺派大本山

第四位
東福寺(とうふくじ)、臨済宗東福寺派大本山

第五位
万寿寺(まんじゅじ)、臨済宗東福寺の塔頭
※明治19年、東福寺と一体化した。
 

Updated: 2019年10月27日 — 15:37

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