噴火を続けている小笠原諸島の西之島。
12月19日に国土地理院から最新の写真が発表になりました。
【国土地理院Webサイトより】西之島詳細情報
今回の撮影は、防衛省の協力を得て、小笠原諸島を対象に12月上旬に実施したもので、西之島周辺は、12月4日と10日に撮影しました(別紙1、2)。国土地理院の西之島周辺の撮影は、7月4日にUAV(無人航空機)による撮影を行って以来となります。
撮影した西之島周辺の空中写真を解析(別紙3)したところ、
・面積は、約2.27平方キロメートル(12月4日)、2.29平方キロメートル(12月10日)でした。
これは7月4日の1.08平方キロメートルの約2倍にあたります。
・最も高い地点の標高は、約110メートル(参考値:12月4日時点)でした。
7月4日の最高標高は約74メートルでした。
・新たに噴出した溶岩等の海面上の体積は、約4,970万立方メートルでした。(12月4日時点)
これは7月4日の約2,220万立方メートルの約2倍に増加していました。
なお、12月10日は、雲が多く複数の写真により立体的に観測することが困難であり、標高及び体積が計測できませんでした。
【参考:大きさの比較】
西之島 2.29km2
バチカン市国 0.44km2
ディズニーランド 0.52km2
皇居 1.42km2
モナコ公国 1.95km2
皇居の2倍の大きさなら、かなり大きいですね。