京都夏の風物詩、祇園祭前祭へ行って来ました。
4回目は伯牙山(はくがやま)と芦刈山(あしかりやま)。
○伯牙山(はくが・やま)
○芦刈山(あしかり・やま)
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撮影日:平成29年7月14日・15日
伯牙山
「琴破山」ともいわれる。山の御神体(人形)は中国の周時代、琴の名人伯牙とその友人鍾子期との物語に取材、伯牙が鍾子期の死を聞いてその琴の絃を断ったという故事をあらわしている。人形は手に斧を持ち前に琴が置かれている。 人形には「金勝亭賽偃子」の墨書銘があり、天明以降の作と考えられている |
伯牙山(はくが・やま)
ご神体はまだ飾られていない
会所内に展示されている、胴掛け・前掛け
芦刈山
謡曲「芦刈」に基づく。故あって妻と離れて難波の浦で芦を刈る老翁が、やがて妻との再会をはたす夫婦和合の姿をあらわす。御神体(人形)の旧御頭は天文6年(1537)七条仏師運慶の流れをくむ康運作。天正17年(1589)銘をもつ重要文化財指定の「綾地締切蝶牡丹文片身替小袖」は山鉾最古の衣装。現在の前懸と見送は山口華楊原画の段通「凝視」(1986)と綴織「鶴図」(1985)、胴懸は尾形光琳原画の「燕子花図」(1994)。欄縁の彫金飛雁の錺金具は明治36年(1903)川辺華挙の下絵で藤原観教作。 |
芦刈山(あしかり・やま)
前掛け
胴掛け
前掛け
胴掛け、原画は尾形光琳
会所内にあるご神体
※鉾・山の説明文は「祇園祭山鉾連合会Webサイト」から引用しています。
※会所(町家)
山・鉾の本部となる場所で、元々は町内のコミュニティセンターの役割を持っていた。
しかし、近年は 山・鉾関連の物が残っているだけとなっているらしい。
ここでは、囃子の練習や集会に使われており、祇園祭期間中は、ご本尊・ご神体や山・鉾飾りの展示も行われている。
また、各種頒布品の販売所としても使われていた。
【祇園祭の交通案内】
前祭宵山
最寄り駅
京都地下鉄烏丸線、四条駅
または
阪急電車、烏丸駅
後祭宵山
最寄り駅
京都地下鉄烏丸線、四条駅、烏丸御池駅
または
阪急電車、烏丸駅
JR京都駅
地下鉄烏丸線で四条駅下車、所要4分
JR大阪駅から
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阪急・梅田駅から
阪急四条河原町行きで、烏丸駅下車
無料特急で所要40分
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