京都・祇園祭 前祭3

 京都夏の風物詩、祇園祭前祭へ行って来ました。

3回目は山伏山(やまぶしやま)と太子山(たいしやま)。

 

京都・祇園祭

 

山伏山(やまぶし・やま)

太子山(たいし・やま)

 

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撮影日:平成29年7月14日・15日


 

山伏山

この名は山に飾る御神体(人形)が山伏の姿をしているのでこう呼ばれる。

昔八坂の法観寺の塔が傾いたとき法力によってそれをなおしたという浄蔵貴所の大峯入りの姿をあらわしている。左手に刺高数珠、右手には斧を持ち腰には法螺貝をつけている。

欄縁金具は飛鶴、水引は機織図を描く綴錦、前懸は雲龍文様の刺繍、胴懸は花卉胡蝶文様の綴錦を用いている。見送は龍波濤文様の綴錦で、平成11年に復元された。

 

山伏山(やまぶし・やま)

 

山伏山の会所

 

山伏山に載せる山伏人形(ご神体)

 

今年新調された前掛

 

300年間使われた前掛

 

会所奥にある茅の輪くぐり

 

売られていた山伏山Tシャツ

 


 

太子山

聖徳太子を祀るのでこの名がある。

聖徳太子が四天王寺建立にあたり、自ら山中に入って良材を求めたという所伝にもとづき、他の山がいずれも松を立てているのに対してこの山のみは真木に杉を立て、その樹に小さな如意輪観音像を奉戴している。

 

太子山(たいし・やま)

 

太子山の会所

 

会所は昔、奇應丸の販売店だったようだ

 

太子山の胴掛け等の展示、実際はかなり暗い

 

奥に聖徳太子像がある

 

今年の山鉾巡行は12番目

 

※鉾・山の説明文は「祇園祭山鉾連合会Webサイト」から引用しています。

※会所(町家)

山・鉾の本部となる場所で、元々は町内のコミュニティセンターの役割を持っていた。

しかし、近年は 山・鉾関連の物が残っているだけとなっているらしい。

ここでは、囃子の練習や集会に使われており、祇園祭期間中は、ご本尊・ご神体や山・鉾飾りの展示も行われている。

また、各種頒布品の販売所としても使われていた。

 


 

【祇園祭の交通案内】

 

前祭宵山

最寄り駅

京都地下鉄烏丸線、四条駅

または

阪急電車、烏丸駅

 

後祭宵山

最寄り駅

京都地下鉄烏丸線、四条駅、烏丸御池駅

または

阪急電車、烏丸駅

 

JR京都駅

地下鉄烏丸線で四条駅下車、所要4分

 

JR大阪駅から

JR京都線で京都駅乗り換え

新快速で京都駅まで所要30分

 

阪急・梅田駅から

阪急四条河原町行きで、烏丸駅下車

無料特急で所要40分


 

祇園祭関連の地図、大きな地図はこちら

 


 

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Updated: 2019年10月27日 — 15:36

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